6月から検診開始・・・がんを正しく知って命を守ろう(早期発見、早期治療で命を守る!)
2023年6月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
6月のなりました。検診を受けていますか。私の身近な人にも「検診でがんが見つかった」という人がたくさんいます。
がんは早期発見・早期治療で命に係わることなく治すことができます。ぜひがん検診を受けてください。私は6月から乳がんや甲状腺がん、肺がんの検査をして秋には大腸がんなどの検診を受けます。2度のがんを体験している私は、「早く見つけることが生きること」だと思っています。
逆に言えば、がんは早く見つけられないと命を落とす病気です。
治療は日進月歩です。たとえステージ4でも自分に合った治療に巡り合えれば治ることがあります。あきらめないで、自分の病気と向き合いましょう。私はがん体験をした多くの人に勇気をもらってきました。いろんな人が助けてくれました。
一人では大変ですが、いろんな相談場所があります。「一人じゃない」と思えると少し勇気がわきますね。がん相談支援センターは今かかっていない病院でも相談できます。患者団体は同じ体験をした人が体験を活かして、相談に乗ってくれます。岡山市や県が発行している「相談場所の紹介カード」(患者団体が作った)があります。ご活用ください。
検診を受けて、病気は早期発見・早期治療しましょう!がん患者の5年生存率は今、66%を超えているのです。
病気はなりたくてなる人は一人もいません。でも、人生には「まさか…」が起きます。たとえがんになっても自分らしく生き抜くことができる岡山にしたいと私は思っています。