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「市民と野党の共闘」・・・今の選挙制度の下で今の政治を変える道はこの道しかない

2021年11月14日 崎本 とし子 とし子からの手紙

衆議院選挙の結果をめごって、一部のメディアが「市民と野党の共闘」を口汚く批判しています。目に余るほどに・・・。なんでだろう・・・と考えます。「今の政治」がいい人たちかな?

私は今の小選挙区制(1選挙区で当選は1人)という選挙制度の下では、自公政権を変えるためには、「共闘」しかないと思います。しかも今回は政策協定をしての共闘で、わかりやすか残念ながらそのことを知る人が増えなかった。時間が足りませんでした。「野合」という批判は当たらないと思います。

野党狂した選挙区は215。うち当選したのは59。惜敗率でみると90%で負けたのは33。80%で負けたのは54。次には当選の確率が高いとされる80%以上を見ると87選挙区で勝つ可能性があります。つまり当選したところと合わせると215のうち147選挙区です。自公対「市民と野党の共闘」はいい勝負ができるのです。

もちろん野党共闘の政策を支持しない人はいるでしょう。今の自公政治がいいという人が必至で「今」の政治を続けようとしているのですから。

自分の利権のためやアメリカの言うことを1番にしたり、大企業の言うことを優遇するために、化石燃料を使うことをやめなかったり、米軍基地を作ることにこだわったりしているのですから。

「市民と野党の共闘」はそれを変えようとしているのですから、今の権力者にとっては「伸びたら困る」のでしょうね。

今の小選挙区制は土井たか子さん(当時社会党)が衆議院議長の時に作ったものです。私は女性の政治進出を目指していたのになぜ推進したのかわかりませんでした。きっと深い後悔をなさったに違いありません。

女性の社会進出を促すには、小選挙区をやめて、完全比例代表制がいいと思います。民主主義の観点からもそれがいいです。政党が政党らしくあることが前提です。汚職や腐敗も少なくなります。北欧諸国はそういう制度です。そして、腐敗のない政治のもとで国民の信頼を確保しています。投票率が高いです。

政治は自分のためにあるのです。日本でもそういう文化を広げたいですね。

 

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