「岡山県国民医療協議会」決起集会・・・「受診時定額負担」の導入反対!世界に冠たる「国民皆保険制度」を守る!
2011年11月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
医療と福祉の関係団体25団体で構成する「協議会」が、2つのことを呼びかける決起集会を開きました。参加者は500人は超えていたと思います。政府が許すことのできない患者の受診抑制につながる制度改悪の動きをしているからです。決起集会の一致点は次の二つです。
1、「受診時定額負担」の導入を断固反対する!
2、世界に冠たる「国民皆保険制度」を守る!
私は看護協会から参加しました。県医師会長の井戸先生が開会挨拶。看護協会の代表が決議を提案。14団体が決意表明をしました。
病院協会の小出先生は、「国民皆保険制度は日本の宝だ。TPPは、必ず皆保険制度を壊す。受診抑制をもたらす定額負担は断固反対だ。今、闘わなければならない。ひとりでは変わらないが、国民の多くが声を上げれば変えられる・・・。共にがんばろう!」という趣旨の発言をされ、医療人の良識を感じました。他の団体からも「いのちを守る」立場からの発言が相次ぎました。
全員で決議を行いました。民主党と自民党の国会議員たちが顔を並べておられました。
民主党の医療介護政策の取りまとめ責任者だという柚木議員は、「決議の内容で集約できるように全力でがんばる!」と表明して帰られました。民主党という党はつくづくわかりづらい党です。
患者団体にも呼びかけてくださったらうれしいのに・・・と思いました。患者と医療関係者はいつもパートナーとしてともにアクションしたいものです。
患者負担で財源をつくり、受診抑制お構いなし・・・で改悪しようとする政府には怒りを抑えることができません。高額療養費制度の拡充は公費で成されるべきです。