「生かされた命」 »
地域がんサロン・たんぽぽカフェ主催の公開講座「がん患者の治療費負担を考える」
2011年12月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙
11月30日、がんサロン・たんぽぽカフェ主催で、初めての公開講座を企画しました。
テーマは「がん患者の治療費負担を考える」
札幌テレビが製作した「命の値段」というDVDを視聴してもらい、その後ケースワーカーから岡山の現状と「使える制度」について話をしていただきました。県の講師派遣補助制度を活用しました。
参加者は患者、家族、医療関係者、看護学生など約30名でした。DVDをみて涙を流す人も多く、「お金の切れ目が命の切れ目」というがん患者の抱える厳しい現状を知り、共有することができました。使える制度についても整理することができたのではないでしょうか。「7年で1000万円の治療費がかかった・・・・」という現実を知らない人が大勢います。患者の苦難に寄り添う人を増やしていきたい・・・と思います。
私たちは、行政に「もの申す患者会」でありたいと思います。いろんな知識を身につけながら、賢い患者になり、関係者とともに治療・療養の環境をよくするために当事者としての声を上げていきたい・・と考えています。
12月21日(水)のたんぽぽカフェは、福祉交流プラザ旭東で、14時からです。気軽においでください。本音で語り合い、笑いあい、聞きあいましょう。暖かいドリンクを用意してお待ちしてます。