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政治と宗教・・・なぜ分離が必要なのか考えよう。

2022年7月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙

安倍元総理の銃撃事件以来、改めて旧統一教会への注目が集まっています。

名前を変えてはいるものの世界平和教会(?)とは旧統一教会(カルト集団といわれている)です。洗脳や霊感商法などで反社会的集団がなぜ再び認可されたのか・・・・。

自民党安倍派とは強いつながりがあるというのは事実か。

旧統一教会の考えは日本会議と類似しているというのは事実か。

日本会議に参加している政治家は安倍派が多いのは事実か。

では、政治と宗教は分離することが必要・・・と憲法で定めているのはなぜか。

正教分離は過去の戦争をした歴史を振り返れば、とても重要な原則の一つだと思います。天皇を神格化して、戦争へと国民を「洗脳」していった過去の歴史は繰り返してはいけません。「事実に基づいて考える人」を主権者として育てることが必要です。

安倍総理の国葬は、法的根拠を持たず、国民の税金を支出するという政府の誤った行いではないでしょうか。税金を基準を持たずに支出することを政府がやりだしたら、政府による税金の「私物化」です。数を頼りに「なんでも数で押し切る」という政治がまかり通っては民主主義は壊れます。民主主義が壊れれば、一人一人の自由や幸せが権力によって壊されます。

私は国葬の強行は危ない政治の一つだと危機感を感じます。

選挙で数を得るために、宗教を政治利用するというのは誤りです。宗教にとっても政治にとっても節度は大事ですね。この機会に宗教と政治はなぜ分離する必要があるのか…をよく考えてみましょう。

宗教は人にとって大切なものです。心の問題を政治に利用してはいけないと私は思います。