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安倍最長政権(7年8か月)の国民的不幸・・・暴政が市民と野党の共闘を育てている

2020年8月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙

佐藤栄作首相は安倍総理の大叔父だそうです。安倍政権がその佐藤総理の在任期間を超え戦後最長の内閣になったと書くメディアが報じました。

佐藤内閣は強行採決を繰り返し、最終10%台に支持率が落ち、その後の革新自治体誕生の時代につながっていきます。

それは国民の怒りの反映でした。(1972年のころです)

さて、安倍政権は何をしたのか。憲法を壊し、財界には献身する財界優遇政権でした。消費税を上げるたび法人税減税、株価を指標にしたアベノミクス(非正規労働者を増やし賃金抑制、内部留保増額、本来国民に入るべき利子をゼロに抑え金融機関優遇など)で国民の暮らしを壊しました。

憲法9条を敵視する改憲のたくらみ、お友達優遇の忖度政治・・・。(人の命を奪っても平気でいる・・・)

この間の安倍政治は、日本の政治を貶めました。今、コロナ禍デ議論するべき国会を開こうともしない・・・・。安倍政権は国民の不幸です。

政治への信頼を裏切り続けています。それは民主主義を壊すことです。安倍総理のもとで政治家の言葉の重みがなくなりました。

「ごめんなさい」が言えない、国民に寄り添うことができない、共感力がない政治が続いてきました。

もうたくさんです!

政治は何のためにあるのか、私たちは何のために税金を払っているのか、どんなことをするために税金を使ってほしいと願っているのか・・・。主権者である私たちは考えなくてはなりません。

「武器を買うために税金を使うな!」「「命は何より大切です」「子どもはこの国の未来、格差の中で未来を奪うな!」と私は言いたい。

この間、国民の生活と離れた感覚の安倍政権が育てたものがあります。「これおかしい!」と思う「市民と野党の連合」です。今の自民・公明連合政権(自民党と公明党もすべての理念が一致しているわけではない)に対抗しよう・・・という「市民と野党の共闘」の力は確実に育ってきました。一致点を大切にしよう。

この国でその要となる日本共産党が大きくなり「市民と野党の共闘」の柱になれば、政治を変えることができる・・・と思えるようになりました。

かつての民主党ではなく、日本共産党が柱の連合政権を見てみたい!

嵐は気を育てる・・・という言葉があります。暴政は「市民と野党の共闘」を育てているのです。