人の縁
2020年8月16日 崎本 とし子 とし子からの手紙
昨日友人の夫様が亡くなり、葬儀がありました。行年80歳とのこと。こころからご冥福をお祈りします。
1月に間質性肺炎で入院した際、肺がんが見つかりました。ステージ4で、積極的な治療ではなく緩和ケアを選択。2年近く前に失明されて、自宅での生活は自分のことはしながら過ごされていましたので、自宅での療養を望まれたようです。
夫婦2人暮らし、私は妻である友人を支えたいと思いました。一人じゃないよ・・・と伝え、相談場所を的確に紹介することを心がけました。在宅療養へスムースに移行できました。彼女はよく頑張りました。
大事な人の最期をみとることは大変です。8月5日に入院し、13日の朝亡くなったと・・・。
ご葬儀に参加させていただいて、思わぬ出会いがありました。親戚だというご近所の人と久しぶりにお会いする夫の友人が来られていたのです。その方は私の友人のなんとお兄さん!びっくりでした。人の縁とは狭いものです。人はつながっているのだな・・・と思いました。
出会いと別れ‥それが人生ですが、人と人との出会いをどれだけ大切にできるか・・・。人生を豊かにするのは「人との出会いだ」と私は思っています。子どもたちの人生にいい人との出会いが多いことを願っています。