「誰かのために役に立ちたい」・・・できることをコツコツやることが生きる力になる
2020年5月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は愛育委員会でウオーキングです。今年は12人で歩きます。いつもは30人くらいの申し込みがあるイベントですが、積極的なお誘いをしませんでした。コロナ感染症のことを考慮してです。それでも実施するのは、外の行事で感染リスクが低いこととストレスがたまっている時期だからです。
人との交流が感染リスクと言われて久しくなり、人との会話や運動が不足しています。
この間、人は人とつながってこそ元気が出るのだなあ・・・とつくづく思います。
「誰かとともに生きている」「誰かのために役に立っている」ことが元気に生きるための大切な要素なのです。特に「役に立ちたい」という気持ちは愛育委員さんの多くがもっておられ、地域への手作りマスク啓発や病院の衛生材料作りに頑張ってきました。
今朝の連ドラ「エール」での一言。「(自分のためにではなく)誰かのために頑張る」ことが力を発揮するのだ・・・と。
東日本大震災の時にプロ野球では楽天が優勝したのですが、その時のチームの強さは「優勝して被災者を勇気づけたい!」でした。自分のためにだけ頑張るのではなく、誰かのために頑張ることは大きい力を発揮するのです。私は島選手の言葉を忘れません。被災後初めてのホームスタジアムでの試合でのあいさつです。「被災者の皆さんに勇気を持ってもらえるように頑張ります。優勝します。」と。
その試合を避難所の体育館のテレビで避難している人々とともに見ていました。見る人も多くが泣いていました。嘘のない言葉に、私も感動しました。
今コロナ感染症で苦難の時、それぞれが少しでも「誰かのために」できることをしながら、みんなで乗り越えていきたい・・・と思うのです。
そして、笑うことを忘れずに!笑う門には福がきますから・・ね。おかしくなくても笑うと不思議に力が湧きますよ。