柏餅の思い出
2020年5月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
こどもの日に柏餅を食べますか。
私は共働きで忙しい日々を過ごしてきましたが、毎年こどもの日は山へ葉とヨモギを取りに行き、柏餅を手作りすることを習慣としてきました。私の子どものころからの習慣です。母が作ってくれる柏餅でした。
おいしいヨモギの葉のにおい、葉っぱの適当な大きさのものを選んでとる楽しさ・・・。ワラビ採りもしたものです。
絵本で「ばばばあちゃんのヨモギだんご」というのがあって、孫たちによく読みましたが、それはこうした体験ともつながっています。
出来立ての柏餅はおいしい!
あんこは大手饅頭を活用していました。いただいた饅頭を冷凍保存しておき、半分に切って中の餡に使うのです。まぎれもなくおいしい饅頭ですので間違いがありません。
5月5日の子どもたちのおやつは柏餅。自分で作る柏餅は奪い合いの好物になりました。シュルシュルと蒸す音が聞こえてくるとワクワクします。
子どもたちが大きくなってからは、子ども会として町内の子どもたちに配っていたこともありました。
自分が子供だった頃から食べていた手作り柏餅。大人になっても私の好物です。
今年は孫や子どもたちと山へは行けそうにありません。一人で山に行き、ヨモギとはっぱを取ってこようと思います。