「受動喫煙の防止と啓発について」の陳情採択!!!(全会一致)
15日の市議会閉会日に、がん患者団体が連携して提出していた市議会への陳情が採択されました。内容は「受動喫煙の防止と啓発について」の陳情です。タバコとがんとの関係は科学的に証明されており、タバコはがんの原因物質です。禁煙啓発はもちろんのこと「受動喫煙」もまたがんの原因になるのです。
がん患者団体は、岡山駅前広場や西口の喫煙場所について問題視してきました。3か所ある喫煙場所は受動喫煙の温床になっています。
がん患者団体は完全分煙を求め、公共的な場所での喫煙場所の移動を求めてきたのです。駅を降りるときにタバコのにおいがする岡山駅、ビッグカメラの前の横断歩道で待っているときにタバコのにおいがする岡山・・・・。受動喫煙を余儀なくされます。(はずかしい!)
もっと受動喫煙の害について知ってほしい!岡山市には受動喫煙の害についてもっと啓発してほしい!!と願っての陳情でした。最初の陳情を出してからなんと6年ほど経つでしょうか。1度出し直して今回全会一致で採択されることになりました。(この間市議会との懇談会などを実施)議員の皆様本当にありがとうございました!
さて、これから喫煙場所の撤去に向けて行動していきます。議会は採択したけど、市長さんはどう考えておられるのか・・・です。
患者団体と連携しながら、実現に向けて行動していきます。当事者発信のがん対策を岡山市で推進するために!
岡山県と同様に岡山市もがん対策推進条例を持っている政令市です。(2011年政令市で初めてがん対策推進条例を作ったのが岡山市)議会が議員発議で作ったこの条例は私が「命がけ」で実現に貢献したものです。2010年の自分のがん体験が条例の実現のエネルギーになりました。
条例に魂を吹き込むのは当事者の声だとその後も患者会活動を続けています。これは私の「この世」でのライフワークです。これからもできることを・・・と改めて心に誓っています。