「晴」で仕事の日
2017年2月22日 崎本 とし子 とし子からの手紙
合同会社岡山在宅看護センター晴を作ってもうすぐ2年が来ようとしています。
私と同じ愛媛出身でメッセンジャーナースの仲間でもある赤瀬佳代さんが起業するというので、できるサポートをしたいと思ったのが縁でした。赤瀬さんの「寄り添いきる」姿勢に感動したのです。
がん患者でもある私は「自分が在宅で療養するとき」に必要な医師と看護師を探していました。そして見つけたのが赤瀬さんです。
在宅診療をしてくれる医師はもちろん必要ですが、支えとなる看護師はもっと必要だ・・・というのが私の思いです。生活と医療の両方の視点を持ち、「その人の人生に寄り添い、どういう選択が幸せか・・・」という視点で、そばにいてくれる看護師がいれば、こんなに心強いことはありません。「晴」は私の希望です。
看護師体制の確保や事業運営には「苦労」もありますが、若いスタッフはよく頑張ってくれています。出産や介護、健康状態などいろいろな条件もありますが、みんなで支えあいながら頑張っています。
私は非常勤役員ですので、月10日ほどの勤務です。できる支えをしてこの若い会社を育てていきたい・・・と願っています。
訪問看護ステーションは継続が大変です。もっと現場の声を聞いて、継続できる環境を行政としても作ってほしいと思います。
在宅療養を言うのなら、携わる人の情熱に任せるだけでなく、きちんとした報酬や人的確保ができる仕組みが必要です。
看護師の中で訪問看護師はまだ3%…という状況です。
訪問看護はやりがいがありますよ!ゼヒチャレンジする人を増やしたいものです。今日は仕事の日、頑張ってきま~す!