東京都議会は百条委員会を設置できず・・・共産党が提案するも反対多く…残念!
豊洲問題やオリンピック会場費問題で話題の東京都議会ですが、9月議会が閉会しました。豊洲問題は特別委員会が設けられたようですが、百条委員会の設置はされませんでした。
特別委員会は継続審議ができることを意味します。しっかり審議してほしいですね。職員を更迭しても、問題は解決しません。猛毒が基準値の何倍も検出される場所に市場を移していいのか…の問題です。このまま移すことはもちろんできません。
そもそもなぜこんな「やばい」土地に多額の税金を使って市場を移すのか・・・誰が何のために決めたのか・・・。この解明は都民が求めるところです。
誰かの思惑で、誰かが儲けるために、権力を使ったのであれば大問題です。そんなことをして「おとがめなし」になるのなら、議会なんていりません。
私は都議会の最終日に注目していました。必ず百条委員会の設置案を共産党議員団は提案すると思っていましたから・・・。もちろん予想通り共産党議員団は提案しましたが、なんと自民党と公明党、民進党までが反対して設置できなかったようです。
特別委員会と百条委員会は全然違います。「物忘れが多くなって・・・・」といってまともに調査に協力しない元石原都知事のようないい加減な対応はできなくなります。関係者は全員公開の場で証言を求められるし、嘘をついていると判断されれば偽証罪で告発もできます。欠席することさえもよほどのことがない限り許されません。議会が権限を持って、調査できる百条委員会の設置が都議会には必要ではないでしょうか。
お茶を濁して終わらせないように、これからもしっかり注目していきたいですね!
マスコミの皆様、とことんこれからも頑張ってください。有権者の目が議員の一番の監視役です。
共産党議員団の活躍に期待しています。来年の4月は都議会議員選挙だそうです。共産党議員が増えれば増えるほど、都政は明るくなります。ぐ~んと増えるといいなあ~!!