いい映画観よう!
水曜日は映画が1000円です。(女性デーです)
今日は「レ・ミゼラブル」を観にいきました。感動です!
原作を子どもの頃読んだ記憶があります。「ああ、無情」と訳されたものだったと思います。ジャン・バルジャンとコゼット・・・の名前はよく覚えていました。ミュージカル仕立ての映画です。
知っているストーリーでも、改めてみる名作は感動します。貧富の差が激しく、民衆や若者の不満が満ちている時代の
フランスを舞台にした愛と勇気と希望の物語・・・是非ご覧ください。
19日には、山田監督50周年作品の「東京家族」が封切られます。楽しみですね!私は医療生協で1000円券をゲット!夫と共に行こう・・・と思っています。
国際的に通用しない安倍総理の歴史認識・・・とりわけ慰安婦問題を通じて
安倍総理は、戦前の日本の侵略戦争を美化する歴史認識の持ち主として有名です。「従軍慰安婦」問題でも「狭義の強制性はなかった・・・」などと発言し、一貫して「謝罪」の見直しを主張してきました。
戦後50年目に閣議決定で出された村山内閣の「おわび」の談話について、安倍総理は「未来志向の談話」を出したい・・・といい、慰安婦問題についての「河野談話」(慰安婦問題で軍の関与と強制を認めた談話)を見直す・・・と安倍総理が発言したことを1月5日付けの各紙が報道しています。
私はまたしても・・・と警戒しています。
2009年に、韓国では全国的に慰安婦問題の解決(公式な謝罪と保障・・・)を求める動きが湧き上がり、国連の人権委員会からは日本に対して勧告が出され、カナダやアメリカなどの国からも解決を求める動きが相次ぎました。
岡山市議会は、姉妹友好都市である富川市議会からの要請の手紙を受け取りました。全会一致で、「決議」(慰安婦問題などの解決のために行動する・・・)をしたことを私は忘れません。
今回の安倍総理の発言に対して、ニューヨークタイムスが批判の社説を書きました。
タイトルは「日本の歴史を否定する新たな試み」というもので、「犯罪を否定し、謝罪を薄めようとするいかなる試みも、日本の野蛮な戦時支配を受けた韓国、中国、フィリピンを憤怒させるだろう」・・・という内容です。
アメリカのニューヨーク州議会は、「慰安婦」問題で、決議案を提出しようとしているようです。「従軍慰安婦」は人道に対する罪だ・・・としています。
当然の反応であり、動きだ・・・と私は思います。私は安倍総理の認識は、一国の責任者としては恥ずかしくて仕方がありません。それを恥ずかしいと思わない「無知」が恥ずかしい・・・のです。
事実を曲げる歴史認識は、国際的には通用しません。アジアの人々、国々との未来志向での付き合いをしたいのならば、「侵略戦争と植民地支配の責任を認め、反省すること」は前提なのだということを認識すべきです。間違った認識で、世界から孤立してはいけません。