野の花プロジェクト・・・緩和ケア公開講座
今、我が家では「アンネのバラ」が可憐に咲いています。
さて、あなたは「緩和ケア」をご存知ですか。
「治療学」を優先してきた医療の中で、「生存学」・・つまり、たとえ治癒しない病気になっても、痛み(体、心、もっと深いところの痛みを含む)や苦しみ(社会的、全人的な・・・苦しみを含む)を緩和して、「その人らしく」人生を全うできるようにするために「手当て」する「医療」とでも言えばいいでしょうか・・・。私は、ずっと関心を持ってきました。
今日は、岡山大学緩和医療学講座が主催する「緩和ケア県民公開講座」の日です。毎年この時期に開かれています。
テーマは「がんになってからも、私らしく生きる」です。
ご縁のある桜井なおみさん(NPO法人HOPEプロジェクト代表)や松本陽子さん(愛媛のオレンジの会という患者と家族の作るNPO法人の理事長)の話も聞けます。二人ともがん経験者です。経験を踏まえて、患者の寄りよい相談システムや治療環境をつくるために尽力している人たちです。(この二人は、日本の国で「患者力」を発揮しているツーTOPといってもいい・・と私は思います。頼もしい限りです。)
私も緩和ケアのことを多くの人々に知らせ、適切なサポートを受けられるような環境を作りたい・・・と思う一人です。
「たとえがんになっても、自分らしく生き抜ける岡山市を・・・」は、岡山市がん対策推進条例の基本理念の一つです。
その「がん条例」のある岡山市で、文字通りに「仕事も治療も両立できる(仕事をやめずに続けられる)」「自分らしく生きることを諦めないですむ」「お金が無いから・・・と治療を諦めないですむ」・・・・そいう「命を大切にする」環境を創りたい・・・・と切実に願っています。
その実現のために、これからも微力を尽くしたい・・・と思います!野の花プロジェクトは、その気持ちを勇気づけてくれる取り組みです。
岡山でも「リレーフォーライフ」が取り組めないかしら・・・・と秘かに思いを膨らませている私です。
愛育委員会で「移動いきいきサロン」・・・由加神社と温泉
旭東愛育委員会が主催するいきいきサロン「さくら会は、一日旅行に出かけました。由加神社と温泉です。
47人もの参加がありました。紅葉の始まった山のしっとりした美しさ、しゃきっとするような気温の中を散策しながら、楽しく話をしました。
食事の後の交流は、カラオケで大いに盛り上がりました。唄って、踊って、笑って・・・・!「気分が晴れました!」の感想に、よかったな・・・・と思いました。
12年目になる「さくら会」は、11月に岡山市社会福祉協議会の90周年の式典で、表彰していただくことになっています。先輩方の努力に拍手を贈りたいと思います。
IMF緊急レポートに注目!
昨日(17日)のNHKテレビ「クローズアップ現代」が、「女性は日本を救えるか?」と題する特番を組みました。IMF緊急レポートを主題にしたものです。
レポートの内容は、高齢化が急速にすすむ日本で、女性の力が日本のこれからを決めるカギだ・・・ということを指摘。2つのポイントを提案しています。
1つ目は、仕事と家庭の両立支援を可能にすること。現実は、どんなに能力があっても、出産を機会に退職・・・というM字型雇用です。先進国では日本だけ・・・・。
その基本に、男性を含めた長時間労働の是正が指摘されています。オランダの多様な働き方(同一労働、同一賃金)を紹介し、パートの条件でイキイキと働く管理職の女性の姿を紹介していました。「2人で1,5人分の働きをして、0,5人分は家事育児の時間をつくる・・・。とても満足している・・・」と話す男性の言葉は印象的でした。
「男性は仕事、女性は家庭」という役割分担の時代が長く続いたのは、日本もオランダも同じです。しかし、政策として経済界を含め、ワークライフバランスを進めることで、オランダは経済成長を実現しました。長時間労働が生産性を高めるものではないことが実証されているのです。
日本企業のなかにも、6時間労働の企業が出てきて、「これならこどもをつくっても大丈夫・・・」と話す女性の言葉が印象的でした。経済同友会の専務理事が番組に登場され、「言葉だけでなく、行動を!」と行動宣言をだしていることも紹介されました。
2つ目は、職場や行政などの管理職に女性を増やすこと。現実は、日本は先進国の中で最下位です。
韓国では、1700社の大手企業に、30%の登用を政府として求める・・・アクションがはじまっています。日本は、意思決定の場への女性の参画は、どこをとっても最低ランクです。
女性の新しい感覚で経済の活性化を図ることは時代が求めテいます。
世界の流れを知り、日本を「女性を活かす国」に変えたいものです!!今の日本の政治家には、そういう時代を感じる感性を求めたいですね!
米兵の暴行に怒り・・・基地を、安保条約をなくすしかない!
「空には欠陥機オスプレイ、地上では米軍が女性を暴行・・・、一体何が安全保障か!?・・・」私は怒り心頭です。
沖縄で、またもや米兵による女性暴行事件が起こりました。基地があることによって、治外法権状況の沖縄では女性やこどもの人権を踏みにじる事件が後を絶ちません。
「この現実を子や孫に残すことは出来ない・・!」という思いは沖縄の県民のおみであり、わたしの思いでもあります。
アメリカ言いなりで、対応不能の日本政府です。森本防衛大臣は、「たまたまだが、出張してきた米兵が起こした・・・・」と発言しました。
「たまたま・・・」ではないことは、数字が示しています。沖縄復帰以降40年で、米兵犯罪の謙虚数は5790件、そのうち性的暴行事件は127件・・・。「事件」にならなかったものも相当数あると思われますから実際はもっと多いでしょう・・・。
「性暴力は魂の殺人」です。人権(人の尊厳)を深く傷つけられる事件を私は許せません。日米安保条約があり、基地があるのなら、人権を守るために安保条約をなくしたい・・・と思うのは、私だけではないと思うのです。
さつまいもの収穫
今年もさつまいもが収穫できました。昨年ほどたくさんは収穫できませんでしたが。大きいもの(私のスニーカーと比べてください)も含めて、バケツに4杯です。
孫と一緒に収穫して、早速さつまいもをいただきました。
旬のものを丸ごといただくことが一番の私の贅沢です。
がん検診を受けましたか?
さて、がん検診を受けられましたか?私は、今日受診します。
がんは「早く見つければ、優しく治す」ことができます。発見が遅れると、治療は困難になり、苦痛も大きくなります。
「2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ時代」に私たちは生きています。「がんが見つかると怖い・・・」と思って、がん検診は受けない・・・という人も少なくありませんが、勇気を出して検診を受けましょう!
2009年の検診で私のがんは見つかりました。仕事で忙しい毎日でしたが、「健康管理も仕事のうち」と考え、検診は欠かしたことはありませんでした。その習慣が、「今、生きていること」に繋がっている・・と思います。
2009年のクリスマスイヴに告知を受け、2010年1月26日に手術を受けました。あれから2年9ヶ月経過。再発はなく経過していますが、検査のたびにふっと不安(再発率の数字)がよぎります。
「治すのだ!」と、自分で出来ること(食事、運動、体重管理、生活リズムなど)は努力しています。運悪く、がん患者経験をしましたが、その経験で得たものもたくさんありました。
自分の体に関心を持ち、年1回は健康診断をする習慣を広げたいですね!
ひまわりサロン(万成病院)100周年記念イベント
万成病院は、精神障害者の自立支援事業や地域交流に貢献しておられます。私とも長い親交のあるTさんたちがすばらしい企画力と人間力で、続けてきました。それが、積み重ねた「ひまわりサロン」です。今回で100回!!
おめでとうございます!
久しぶりの参加でしたが、ぜひとも行こう・・と思っていました。100回の振り返りビデオを見ながら、皆さんの努力がしのばれました。こういう努力が障害者への理解を深めていきますよね。大切です。
舞台では、フラダンス、ゴスペル、うらじゃ連(笑輝、楽輝・・・岡大のおどり連です。すごい迫力!)、そして、みんなで大合唱・・・。メンバーさんたちの顔が輝きます。
「君は愛されるため生まれた、君の存在は愛で満ちている」と歌い上げたゴスペルシンガーは、詩叶(しかない)純子さん。小さいときから良く知っている「女の子」です。純ちゃんの成長したすばらしい歌声と姿にも感動・・・。
今回のサロンもステキでした。これからもますますご活躍ください!
プラザまつりは文化の香り
13日の福祉交流プラザ旭東での「プラザまつり」は、弦楽演奏、民謡演奏など文化の香りいっぱいでした。こどもたちから高齢者まで、多くの参加者でにぎわいました。中学生ボランティアも大活躍でした。(東山中学校のいい伝統です)
私は愛育委員として、「おかしのプレゼントコーナー」を担当。久しぶりの出会いが楽しい一日でした。
「プラザまつり」(12日、13日)で「がん啓発」パネル展
地域がんサロン・たんぽぽカフェは、福祉交流プラザ旭東を借りて、毎月第4水曜日に開設しています。
今年の「プラザまつり」では、「がん啓発」のパネル展示をさせていただきました。パネルは保健所でお借りしました。検診を受けよう!!のチラシもおかせてもらいました。少しでも関心を持ってもらえたらうれしいですね。
中電前で「原発ゼロ」をアピール
毎週金曜日の中電前行動に、久しぶりに参加しました。私は、皆勤を目指していましたが、体調不良で長く休んでいました。
今日も昼休みという条件の悪い中で、34名の人が参加しました。田中市議も4ヶ月のゆいかちゃんをつれて参加。参加者は、中電岡山支社の回りを7周歩き、「原発なしでも困りません!子どもたちの健康を守ろう!・・・」とアピール。
島根原発3号機はほぼ完成し、稼動は秒読み段階です。こういう行動を継続していくことが重要です。
私も出来る限り参加したいと思っています。