さんかくウィーク(男女共同参画週間)記念講演会・・・向井亜紀さんの話に共感
2018年6月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙
6月21日~27日は男女共同参画週間と条例で定められています。通称「さんかく条例」は、私が議員をしていたころ、市民との協働で作り上げたものです。今、LGBTの視点を踏まえて条例改正の議論がはじまりました。より良い方向へ改定されることを願っています。
今年の記念講演は向井亜紀さん。子宮頸がんを経験し、その後大腸がんも経験。合計18回の手術や抗がん剤療法、放射線療法を経て今生きているひとです。がんサバイバーとして「自分らしく輝いて生きること」を語りました。
うつ症状になって前向きになれないとき、5歳の子を持つ母でありながら子宮体癌の治療を受けて必死で生きようとしていた患者さんとの出会いが自分を前向きに生きることに気づかせてくれた・・・と。
がんから命を守るには、早期発見とたとえ癌になっても「気の持ちよう」が大事・・・と話しました。「思うところに自分を連れていく」「自分の胸のスクリーンに何を移して、未来を思うか」「自分を必要とされる場所があると元気でいられる」・・・など、私も感じるがんサバイバーの前向き思考が満載でした。
170センチのスラ~とした長身で、素敵な女性の向井さん。これからもご活躍を祈っています。
「あなたが元気でいることがみんなの希望になる」から。これはいつも看護師さんが私にいってくれる言葉です。なんてうれしい言葉でしょう!
男女平等指数は世界で140番台という日本。男女の格差をなくして、たとえがんになっても自分らしく生きることができる国、県、市にしたいものです。