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メッセンジャーナース研修
2018年5月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
26,27日は今回のシリーズ5講義目のメッセンジャーナース研鑽セミナーでした。
「今、なぜメッセンジャーナースか」医療の受け手と担い手の間の懸け橋となるメッセンジャーナースの出番の時だ・・・という内容です。
ある日突然患者と呼ばれ、医療の現場に身を置き、「もう治療法がない」と医療の現場から見放されてしまうと誰でもパニックに陥ります。
そんな時、住み慣れた我が家であっても、生から死まで安全に安心してその人らしく歩んでいけるようにサポートしてくれるナースがいたら・・・、どんなにうれしいでしょう。それがメッセンジャーナースです。
研鑽を積み、よく観て、プロの勘所を外さず、患者の心を察しながら、自分のありようを知り、自分らしいかかわり方で信頼関係を作り、受け止め、寄り添ってくれる看護師です。
赤瀬佳代看護師との出会いを私は忘れません。「こんなに良くトレーニングされた看護師がいるんだ・・・。この人になら任せることができる」と信頼の感情を持ちました。
そして今、ともに在宅看護にかかわることになったことを「縁」だと思っています。
今回のセミナーには2人の看護師が参加しています。語って、泣いて、笑って、目をキラキラさせて帰っていきます。又2か月後に出会い、この間の実践を語り合う・・・。メッセンジャーナース研修は看護師としてのリセットの良い機会となるのです。関心のある方、ご参加をお待ちしていますよ。