母親大会全体会・・・被災者の訴えに涙
湯浅誠さんの講演は、「日本社会は、自殺者が3万人を超える状況が13年続いている。異常な状況だ。(殺人が年600人、交通事故死は約5000人とくらべても・・・)非正規雇用率と未婚率は相関している。30才代前半の男性の未婚率は49%になっている。就活とは就職活動、婚活とは結婚活動、・・・そうすると生活は生きる活動か・・・。生活するために、やることをやりながら求めるべきは求めていかなければならない。・・・貧困をなくし、人間らしく生きられる社会をつくろう!」と呼びかけました。大拍手!
くみこさんは、「INORI~祈り」の曲を歌い、3,11に石巻市で被災した経験を語りました。CDを全員にプレゼント!ステキでした。
広島の皆さんが作った構成劇は、世界の被爆したこどもたちの声をつなぐ内容で、「死んだ女の子」の曲が心に残りました。
全国が一つになる訴えの時間は、被災地からの多くの参加者に惜しみない拍手が・・・!福島のお母さんは、子供を抱いて登壇し、この子たちの命を守りたい・・・!原発はいらない!・・・」と涙声で訴えました。「福島の子は色が白い・・・。公園でもプールでも遊べないから・・・。」もらい泣きしてしまいました。
ビキニ環礁での水爆実験で第5福竜丸が被爆し、久保山愛吉さんが亡くなった事をきっかけにはじまった母親運動です。今年は、繰り返してはいけない放射能被害を4度起こしてしまった痛恨の苦しみの中で大会が開かれました。最初の被害の地である広島で、「ノーモア福島・原発」が加わり、なんとしても核兵器をなくし、原発推進政策を変えなくては・・!という誓いにあふれた大会となったのです。
岡山からはのべ500人を超える人が参加しました。私たちは一人じゃない!仲間がいる・・・!という勇気をもらいました。
私もこの大会に参加できて本当に良かったです。母親大会は私と同い年・・・これからも私の人生の年中行事にしたいと思います。