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一人で開かない扉もみんなでなら開くことができる!
2014年1月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今年も東北へ出かける日程を相談しています。2011年4月に坂総合病院(塩釜市)のボランティアセンター(民医連)に集まり、医療支援に入ったのがご縁で、毎年仮設住宅への炊き出しや健康相談のボランティアへ通っています。2021年までは続ける約束をしています。
昨年は、仙台市へ支援に入っている岡山市の職員や、宮城愛媛県人会との縁、ジャパンハートが運営する診療所訪問なども含んで、被災地視察を4人で行きました。その時知ったのが、宮城県だけが医療費免除制度を打ち切るという話です。(岩手や福島は継続しています)
必ず受診抑制がおきて、病院へ行けなくなる人が増える・・・!と交流会の時に現地のみなさんは話しておられました。国と県と自治体が予算をくむことが必要ですが、県がそれを惜しみ、県が出さないところに国は予算を付けない・・・という結果になっていたのです。
現地のみなさんはくじけませんでした。予想通り起きた受診抑制の現実を突きつけながら、この一年運動を起こして声を上げ続け、宮城県内の3市は復活の動きです。きっとこの流れは増えていく・・・と思います。一人で開かぬ扉は、みんなで押し開けることができるのですね。拍手です!!
頑張り屋のみなさんと交流して、「被災地の今」を知り、また岡山で知らせていきたいと思います。現地の人と話をして初めて「暮らしの復興」の現状はわかるのです。
2月中には日程がわかると思うので、お知らせしますね。皆さんご一緒しましょう!