医療生協の「新春組合員の集い」
2014年1月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
恒例の医療生協が主催する「新春の集い」がママカリフォーラムの3階ホールでありました。集まったのは約500人です。元気いっぱいの「舞台」(歌あり、劇あり、踊りあり・・)で楽しかったです。
記念講演は「食べること・生きること」と題した五島朋幸先生のお話でした。新宿で訪問歯科診療をしておられる先生です。
歯を治すことだけがが歯医者の仕事ではない。たとえ寝たきりになっても「最後まで口から食べる」ことを支え、生きることを支えるのが僕たちの役目です・・・・。
五島先生は「信条を持っている熱血歯科医」です。17年前から訪問歯科診療に取り組む実践はとても興味深く聞くことができました。咀嚼とは、「飲み込める形にすること」。必要なのは、歯だけではない(歯がなくても食べられる・・・)。食物を認知する力、頬や舌の働き(動きと力)、唾液、かむ力などが必要です。そのための支援が大切だ・・・ということです。
脳への刺激は、手や足がそれぞれ25%なのに対して、口は50%。食べることがいかに脳への刺激を与えるかがわかりますね。口腔ケアと腸管免疫の大切さは私も自分の経験から実感しています。
私は地域で「サロンきんようび」を運営していますが、「あっぱれ!ももたろう体操」の中に口の体操があるのです。その大切な意味を今日も確認することができました。(皆さんもしみてはいかがでしょう。新ドライマウス対策にもなるし、咀嚼力アップにつながりますよ)
とにかく健康で、元気に一年を過ごせるように!
集いのスローガンは、特定秘密保護法撤廃、憲法9条を守ろう。歯科診療所をみんなの増資で成功させよう。笑顔で手配り声かけて、なくそう一人ぼっち。
医療生協のますますの発展を願っています。