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「がん患者 鳥越俊太郎」
2011年7月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙
昨日、「がん患者 鳥越俊太郎」というテレビ番組がありました。がん患者となって、なおポジティブに生きるその生き方に共感しました。徹底して現場にこだわるジャーナリストとしての生き方は闘病にも反映しています。
「がんになったとき、これでがん患者をじっくり知ることができる・・・と思った」というのです。すごい客観視です。
「がんにならなかったら、ボヤーっとした70代になっていた。・・・」という鳥越さんは、週3回筋トレに通いポジティブに闘病し、「がんと一緒に働くことができずらい世の中」の問題点にも迫ります。
がん患者は、時間を意識せざるをえませんが、「人は必ず死ぬんだから、それまでどう生きるかだ・・」と思っています。
時間を愛おしく思い、大事に生きたい・・・と。
死ぬ不安を抱えながらも、死ぬまでどう自分らしく生きるか・・・。鳥越さんは身をもってそれを示し、がん患者を励ましてくれています。誰もが「自分らしく」いきれる環境を作りたい・・・と私は思います。
厚労省が「がん患者と家族によるがん対策の評価」(アンケート結果)を公表しています。
国の対策協議会では、患者代表が「患者や家族の流す涙を一つでも減らしたい・・」とがんばっています。私もできる形で少しでも役に立てたら・・・と思います。
2011年7月1日 12:00 AM
鳥越俊太郎というジャーナリストの、底に流れる気概の一面を知ることができました。それを伝えることのできる崎本さんの芯の強さも…。