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「活憲の時代」・・・伊藤千尋さんの講演会

2013年6月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙

朝日新聞記者の伊藤千尋さんの話を聞きました。

伊藤さんは13年前から「活憲」・・・憲法を活かすことを主張しているジャーナリストです。

私も「憲法を活かす」ことを主張するものの一人として、きちんと話を聞いておきたかったのです。この講演会は、岡山県民医連「平和ゼミナール」の若者たちが企画しました。(若者のこういう取り組みに拍手ですね!)

アフリカのカナリヤ諸島テルデ市という町に、1996年に「平和を考えるためのヒロシマ・ナガサキ広場」ができ、そこには憲法9条の碑がある・・・・。

ベネズエラでは、町の露天商で「憲法」の本が売られている。それを若い母親が買い求める。「買ってどうするのか」と聞くと、「これを使って自分の暮らしを守るのだ・・」との答え。

コスタリカでは憲法を活用して、子どもが訴訟を起こすこともできる。教育で「人はだれも愛される権利がある」と教えている・・・。

政府は国民を騙そうとしている。ウソを見破ることが大事。領土問題では、1、話し合いで解決する、2、お互いに「得する」道を見出す、3、お互いにフィフティー、フィフティーの解決をする・・・のが原則。ロシアと中国は27箇所あった国境問題をその原則で解決した・・・。(なるほど!)

原発は廃止して、自然エネルギーに変えることができる。太陽光、地熱、風力、小水力などの発電で日本は十分な技術力を持っているし、原発の60基分以上の能力がある。原発はなくせる!(ドイツだってやっているし、オーストリアは原発使用を禁止する憲法を持っている)

米軍基地をフィリピンはなくした。(1992年)「基地で働く4万人より、基地をなくして6万人の雇用を!(今、元基地跡地に工場ができ、10万人が働いている。私はフィリピンのこの経験を書いた本を読んで知っていました)の運動が国会を動かした。日本でもできる!もっといいものに・・・の提案が国民をひとつにして、世論を大きくした。提案がいい・・・!

日本でも変化はおき始めている・・・と実例を紹介しながら話された。

日本国憲法のことを、一番知らないのは日本人かも知れない。・・・これは今でも世界に通用する宝だ。自民党の改憲草案は、戦前の日本への逆戻りだ。そして、その自民党が増えれば、「改憲」という戦後一番の危機にある。(がんばり時!)

水戸黄門症候群(誰かが何とかしてくれる)を卒業して、自分たちが社会を変えるのだ・・という自覚が必要・・・という趣旨のことを元気いっぱい話されたのです。

この人はジャーナリストだなあ・・・と思いました。世界70カ国を回って自分で確かめた事実を元にした話は説得力抜群!!

元気をいっぱいもらいました。さあ、この力を今度はアウトプットして、選挙で、「活憲」政党の柱である共産党を大きくするためにがんばろう・・・!と思っています。

コメント1通 “「活憲の時代」・・・伊藤千尋さんの講演会”

  1. マッキンパバ さん:

    伊藤さんのお話しは、本当に聞きに行きたかったです。根拠がしっかりしているから聞いていても確信になる。まさに今、必要なお話しですよね。

コメント大歓迎

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