がんメディカルカフェ
2013年6月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
順天堂大学の樋野先生を向かえて、岡大病院内で「がんメディカルカフェ」が開かれました。
たんぽぽカフェと同じで、お茶を飲みながら話すのですが、1グループの人数が、15~16人もおられて話がしにくい人もおられたのではないかしら・・・と気になりました。二つに分ければよかったな・・と思います。
手術を受けたという患者さんから、「告知を受けたとき皆さんはどんな感じでしたか」とのお尋ねがあり、話が始まりました。経験者がそれぞれ話し、10年闘病しているという人、手術して間もない人などいろいろな経験談が出されました。私も話しました。
私は「がんサロンをしている・・・」と話すと、関心をもたれた人が数人ありました。またご縁ができるといいなあ・・・と思います。
樋野先生は、お疲れの様子で、なんだか私が話を聞いて差し上げたい気持ちになりました。(でもいつもあれが普通なのかも・・・)「病気もその人の個性なのです・・・」と話されました。
がん・・といっても、全部一人ひとり違います。ひとつとして同じがんはありません。
がん患者は、自分のがんを自分のものとして受け止め、向き合い、上手に付き合っていくことが大事です。自分のがんなのですから・・・・。私はそう思っています。毎日5000個生まれるがん細胞を免疫で蹴散らしながら、それでも生き残るがん細胞を暴れさせないように上手になだめながら、生きていかなければなりません。
今日のメディカルカフェは、たんぽぽカフェと同じ取り組みだ・・・と思いました。がんサロンの必要性を再確認した気がしました。がんサロンの輪が広がるとうれしいな・・・と思います。