岡山県にも「がん対策推進条例」をつくりたい!!
2012年8月2日 崎本 とし子 とし子からの手紙
岡山市議会が、議員発議でがん対策推進条例を創って、1年余が過ぎました。当事者の声を反映した「がん対策」を・・・と委員会には当事者代表が2人参加し、いつも発言して審議をリードしています。
患者団体の声を汲み取ろう・・・とする他の委員の姿勢も感じられます。全員発言を基本に運営されていることがいいな・・・と感じています。
国が、新5カ年計画を決定しました。
がんと診断されたときからの緩和ケア、小児癌の取り組み、働く世代の抱える社会的問題への対応(就労など)、がん教育の推進、がん予防でははじめて喫煙率の目標数字が入りました。
「たとえがんになっても安心して暮らせる社会の構築」が計画の魂部分です。患者団体などが、主張してきたことです。
岡山市の条例には、すでにそのことが明記されています。
さて、岡山県は法に基づく新計画を今年作ります。全国では47都道府県中17地域に条例がつくられ、実施の後押しをしています。
岡山県では、5医療圏のうち2つに拠点病院がありません。このままでどのように「全人的痛み」に対応するのでしょうか。検診や治療の経済的負担軽減や在宅療養のかかえる問題にしっかり対応して欲しい・・・と願わずに入られません。
岡山県にも「がん対策条例」が欲しい!・・・と私は思います。超党派の県議さんの力を借りて、実現したい・・・と思います。知事選挙も10月です。がん対策に関心を持つ人を選びたい・・と思います。