緩和ケア病棟のボランティア
2012年8月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙
協立病院に緩和ケア病棟ができて、1年が経ちました。31日は緩和ケアボランティアの日でした。
私は、当初からボランティアをさせていただいています。勤務する看護師としてではなくボランティアとしてかかわる意味は、この病棟に「普通の暮らし」の風を運ぶ人でありたいからです。
緩和ケア病棟は、最期を生ききる場所である人が多い(調子をみて、在宅に移ることもできる)ですから、患者さんもいろんな苦悩を抱えておられます。私もがん患者体験をしたことから、「普通の暮らし」の大切さを思いました。
ボランティアのおいしいコーヒーを入れる香り、お茶を飲みながら交わす会話、そして笑顔・・・は大切な「暮らし」の風です。少しでもほっとする時間を・・・と心を込めて・・・コーヒーを入れています。