ロンドンオリンピック開幕、オリンピック報道の影で・・・・
2012年7月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
2年5ヶ月前、冬季オリンピックのときは、手術直後で、若い選手たちの奮闘に、ずいぶん激励されたことを思い出します。
今年も楽しみですが、その報道の影で、消費税増税法案や社会保障一体改革の審議が同時進行です。私はこのことが気になります。
今、消費税増税の財源は「社会保障に・・」という中で見えてきたものがあります。社会保障財源として消費税を宛てる考えの下では、消費税は17%まで上げないと「充実」にならないこと、「財政再建」が後回しになり、「公共事業費」が、「強靭な国づくり」の名で、またもや推進されようとしていることです。
冗談じゃない!これまでも消費税は「福祉財源」にはなりませんでした。法人税減税の穴埋めにされてきた・・・・。庶民は増税に耐えてきたが、福祉は負担が増えて、「使えなくなってきている」のです。
オリンピックを楽しみながらも、「影」で暮らしの大事な仕組みづくりの議論がされていることを、忘れないようにしましょう!