RSS Feed

サイト内検索

こ ん に ち は、 崎本とし子 です

最近のコメント

最近の投稿

カレンダー

2024年11月
« 10月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

年月別

記事分類

ページ

カウンタ

[以前のblogから通算:2011年5月14日、79958開始]

メタ情報

お気に入り

ご近所・地域

健康・看護・命

RSS 岡山市公式ホームページ トピックスRSS

RSS 岡山県庁RSS(新着情報)

サイト内検索


「ただいるだけでいい・・・」の意味・・・ドラマ梅ちゃん先生観ています

2012年7月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙

「梅ちゃん先生」を観ていますか?私は、よく見ています。人情味あふれる下町の女医の物語・・・。

戦後の高度成長期の下町(東京の蒲田地域)で開業した女医の視点に興味深々です。国民皆保険制度は1961年ですから、ドラマはまだ保険のない時代かやっとできた頃かも知れません。

先日、開業のきっかけとなった「坂田先生」が突然の交通事故でなくなりました。私は、梅ちゃん先生に影響を与えた坂田先生の「言葉」に注目しました。

「医者は何をすればいいのか・・・」と悩む梅ちゃん先生に「医者はただそこにいればいいんだよ・・・」と坂田先生は言います。戦争中に診療所を「逃げ出した」体験が言わせた言葉として描かれていました。

私は、阪神淡路大震災のとき出会った、神戸協同病院の上田院長の言葉を思い出しました。

17年前、震災後2週目に看護師として支援に入りました。避難所となっていた小学校は1600人で、ごった返していました。できることを懸命にしていましたが、「役に立っているのだろうか・・・」と思うことがありました。そんな時上田院長は、次のように言われました。

「医者も看護師もできることは限られているが、被災者の皆さんにとっては医者や看護師がいる・・・ということだけでも安心につながる・・・。いることが大事なんだ・・」と。

私は、看護師と書いたヤッケを着て避難所を飛び回りながら、「医師や看護師が被災者のそばにいることそのものの力」に気付きました。「看護師である自分の身」を役立てることができるのなら、できる限りの支援を・・・と東日本大震災のときにも志願して6週目に出かけました。

避難所では、「そこに共にいて、できることをしよう・・・と寄り添う支援」をすることができたのでは・・・と思っています。

上田先生の言葉は「ただいるだけでいい」ということの本当の意味を私に教えてくれたのでした。

ドラマを観ていて、そのことを思い出し、胸が温かくなりました。脚本家に何があの言葉を書かせたのか・・・と興味は尽きないのです。

コメント2通 “「ただいるだけでいい・・・」の意味・・・ドラマ梅ちゃん先生観ています”

  1. yonago2 さん:

    なるほど、「看護師」と書いたヤッケを着ている人がいるだけで安心してもらえる、大事なことですね。「政治家」というヤッケを着ている人を見て、住民はなんて思うんだろう…、ヘンな想像をしてしまいました。

  2. 崎本 とし子 さん:

    「政治家」でなくて、「共産党議員」と書いたヤッケは、「安心」を運びますよ、きっと!
    顔みればほっと涙が出るような安心はこぶ人になりたい・・・・2003年の選挙のとき私が詠んだ句です。共産党議員は「歩く相談室」のような人です。頼りにされていると思いますよ。ご活躍を!

コメント大歓迎

スパム防止用の簡単な質問です: