「公明党が自民党との連立を離脱」で思うこと・・・26年の間に何をしたのか
高市自民党総裁になり、公明党は連立離脱を表明しました。「何があっても政権から離れない」と「雪の下駄」と言われた連立でした。自公連立とは自民党政治(悪政)の危機を支えてきた連立ではなかったでしょうか。この26年間の間に何が起きたか。
公明党はどう振り返るのでしょうか。注目しています。
消費税増税、軍事費増強、憲法違反の安保法制に賛成、自民党の裏金候補を推薦し、高額療養費制度の改悪に衆議院では賛成しました。国土交通大臣を長く受けて、権力病になった…と私は思います。
「平和の党」「福祉の党」はもはや看板倒れです。地方議会でも自民党と一緒に歩んできました。この26年は「失われた30年」と重なります。「悪政の延命」に手を染めた公明党の反省の弁を聞きたいです。
かつて自民党と社会党が連立を組んだことがあります。自社政権の時、今の小選挙区制度がつくられました。土井たか子さんが衆議院議長でした。
その時小選挙区制が提案されたことを私は忘れません。一度衆議院で不採択になった小選挙区制度を「議長あっせん」ということで生き返らせて参議院で可決の後、衆議院で採決しなおして可決したのです。
今、この民意を反映しない小選挙区制度でどれほど民意がそこなわれていることでしょうか。(土井さんは後悔されたそうですが後の祭りです)
その後社会党は分裂し、今やごく小勢力です。国民は裏切った政党を許しません。
日本共産党が自民党の天敵としてこの国で頑張っていることは奇跡のような素晴らしいことです。名前を変えるような国民を裏切ることをしていないということです。
しかし、日本共産党の道はいばら道で、自民党という大企業と富裕層の利益を守る政党(そして勝共連合=統一教会の政治勢力など)に阻まれ苦労をしているように見えます。しかし、必ずこの国の人の心をつかむ時が来ると信じています。なぜなら、矛盾のない方向へ必ず社会は発展していくと思うからです。
平和と自由を話さない政党が日本共産党です。