夫が緊急入院
2025年12月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
16日、嘔吐し腹痛があり受診したかかりつけ医から「救急外来を受診してください!」と危機感のある声で言われ、日赤病院救急にいき、検査の結果、緊急入院となりました。
小腸の静脈に血栓ができているとのことで、腸が浮腫を起こしている状態でした。7時間救急処置室で待機し、救急病棟へ入院。やっと痛みへの対応がしてもらえました。すぐにヘパリン療法を開始し、それで改善しなければ「手術」だと私は覚悟しました。(肝臓と心臓の状態を考えあわせれば命がけの手術になるなと)
でも今のままでは食べることができません。とにかく食べられるようになって退院を目指します。
少しづつ痛みが減っていると本人は言っています。発熱してしんどそうですが、頑張っています。水分を少し飲めるようです。トイレへは歩いて行けます。
焦らずに、食べられるようになってから退院しようね。がんばれ~!毎日面会へ行きながら、話す時間を持てることがうれしいです。
夫のしている地域活動のカバーをするだけでもなかなか大変ですが、元気になることを願い、仏様に手を合わせています。夫は、1月1日は79歳の誕生日。正月準備の注文をして入院となりました。
何度も入院を繰り返し、体調は次第に悪くなっていると思うのか「お迎えが近くなったかなあ・・・」とポツリと言いました。
「その時は誰でも来るけれど、そう簡単には死なないよ。」と私はいいました。痛みがなく、できるだけ自然な形で旅立てるといいね。自然に旅立ってみせるのは私たちの最期の大仕事ですから。自分の治療選択は自分で決めなくてはなりません。何を優先して選ぶかは自分で選ぶことが必要です。私はそれができるようにサポートしたいと思います。


