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「パーソナル イズ ポリティカル」・・・個人的なことは政治的なこと
2025年12月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙

昨日ラジオを聞いていると、子どもの貧困問題が語られていました。
「食べることさえ苦労している」「米が(高くて)買えない」「服や靴などを買ってあげられない」「習い事をあきらめている」「クリスマスでもプレゼントをあげられない」・・・・・
胸が詰まる言葉がいっぱいでした。なんでこんなことになっているのでしょうか。
日本の格差はますます深刻です。経済的格差、体験的格差は個人だけのせいでも子どものせいでもありません。社会の仕組みに原因があると私は思っています。でも新自由主義の考え方の下では、自己責任のように言われます。(そう思わされていると私は思う)
「個人的なことは実は政治的なこと」です。
若いころ、「貧困は社会が作るんです・・・」と先輩から聞いたとき、どういうこと?と思いました。
「働いても働いても暮らし楽にならずじっと手を見る」と小林一茶は詠みました。
働いても働いても暮らしが楽にならないのは、社会の仕組みがおかしいからです。働いた分のの賃金がきちんと支払われていないからです。。なんで金持ちが減税で庶民は増税なのか。力のある大企業は守られて、中小企業は切り捨てられるのか。
一日8時間働いたらちゃんと食べていける、休みがきちんととれる、自分の自由時間がある・・・という日本社会をつくりたい。
子育て真っ最中のころ、母の日に「お母さん何が欲しい?」と尋ねられて、子育てや仕事に追われていた私は「自由な時間が欲しい」と答えたことを思い出しました。
自由な時間は人にとって大切だと思いなおしています。資本主義の社会の先を見据えて、活動している日本共産党を大きくして次の社会を見てみたい!

