軍事費8268億円などを含む補正予算が衆議院で可決(自民、公明、国民、維新が賛成)
2024年12月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
12日に臨時国会で提案されていた補正予算が衆議院で可決されました。与党が過半数割れしている衆議院ですが、自民党、公明党に加えて国民民主党と維新の会が賛成しました。
軍事費8268億円(2025年分の前倒しを含む予算らしい。急ぐ?)や半導体企業のラピダスに1兆円を出すそうです。大企業へのラピダスへの出資は73億円だそうで、国が丸抱えという状況です。(はて?)企業活動になぜ税金が使われるのでしょうか。儲けるための企業活動は基本的に自分でやってください!!といいたい。
一方で、能登支援の予算や学費値下げの予算、ケア労働(介護、看護、保育など)を守る予算は不十分です。軍事費や半導体企業への2兆円近い予算を増やす前に急がないその税金を厳しい国民のために使うことこそ必要です。
国民民主党や維新の会の態度は納得できません。(103万円の壁だけじゃないんだよ。おかしな予算に反対もしないで信念は貫けませんよ!)立憲民主党と日本共産党などは当然ながら反対しました。
立民だけではなく、野党の芯である共産党をもっと大きくしなければなりません。大企業優遇とアメリカいいなりになっていないかという2つに視点で予算配分や政治の動きをしっかり見ていく必要があります。
原発推進にあからさまに動く自民党は国民民主党(原発推進)の本音を知っているのでしょうね。
企業団体献金禁止を実現しないと政治は改革されません。30年前からずっと繰り返しているのですから。じっと注目して、各政党の姿勢を見極めていきましょう。