自民党政治家の金銭感覚の異常
政倫審をご覧になりましたか。
私はとぎれとぎれですが、ラジオやテレビを見聞きしながら注目していました。
弁明と答弁を聞きながら、「(国民が知りたいことの)何の説明にもなっていない」と思いました。
もしこれで説明責任を果たしたというのなら、政治家を一度やめるべきです。
さあ、自民党に支持者の皆さんの出番です。政治資金の不記載ですむ話ではない。法律違反をしたのだ、あなたが責任者なのだ・・・と知らせ、悪いことをした時の責任の取り方を知らせるべきです。それは一度議員を辞職することです。
「私は知りませんでした。実務をしていたのは事務長です。・・・」などとどの口で言うのでしょうか。(ボーッと生きてんじゃねーよ!)
その金額は、少額ではない。非正規労働者の10年分だったり、それ以上なのですから。
自民党政治家の金銭感覚と国民の金銭感覚との違いは国のお金の再配分の考え方に影響すると思います。政策の間違いの責任の取り方にも影響すると思います。大臣が事務方がやったことだといって済みませんよね。
政治談議がなんで料亭の会食でないとできないのか。政治活動費はなぜ非課税なのか。
何より、ここに至って企業献金を禁止するといわない(いや言えない)のはおかしいでしょ!不記載の罰を重くするより、禁止してしまえばいいのです。そういう仕組みこそ今必要です。
企業・団体献金は禁止し、政党助成金も廃止すればいい。
選挙は比例代表選挙にすれば、地方と都市部の格差に関係なく全国で1票が積み上がり、その数で議席を案分できる。国民の意思は公平に反映されます。途中の補欠選挙もしなくていい。政治がだいぶんわかりやすくなります。女性議員や障碍者当事者も増えるでしょう。
お金で動く政治の仕組みを変えることが必要です。
裏金事件はこのまま終わらせることはできません。