入管難民法(申請3回で送還可能)とLGBT理解増進法(とうじしゃが増進どころか後退させると当事者団体などが指摘)を強行採決・・・国会は悪法次々と作る恐ろしい状況。でもあきらめない!
2023年6月10日 崎本 とし子 とし子からの手紙
21日の国会閉会を前に国会では、次々と悪法やお門違いのほう改悪が強行されています。
若者たちが運動に参加し、外国人の人権を守り、難民の人権を踏まえた法改正を求めてきました。しかし、自民党、公明党、国民民主党、日本維新の会などは「3回目以降は難民認定すべき相当の理由を示さなければ送還する」などという改悪案を強行採決。外国人の人権を守らない日本の政府は国民の人権にも熱心ではありませんね。
運動してきた人々は「つないだ手を離さない。あきらめずに声を上げ続ける!」と力強く話しています。世界の道理に沿うような未来を実現するためには、あきらめないことが大事ですね
当事者が批判するLGBT理解増進法は、やはり自民党、公明党、国民民主党、維新の会がこれまた強行採決です。日本共産党と立憲民主党は反対しました。「多数者の権利」を擁護する立場で、少数者を袖にする」「期待を裏切られた。崖から突き落とされた気分だ」と当事者が反対する改悪です。
当事者の声を聴かない仕組みづくりは政治の「うらぎり」です。
自民党、公明党、国民民主党、維新の会を支持している皆さんの出番です。「おかしいぞ!」の声を上げてほしいです。こんな感覚の政治家集団は世界で通用しません。
「多様性を大切に」という公約とは相いれません。
なぜこういうことになるんだ!?と支持した皆さんが声を上げることで、政治家は成長していきます。日本の国は戦争する国へ変わろうとしています。外国人の権利を奪う政治家は国民の命にも責任を負わないのだ・・・と私は思います。