保育園に入れない!?・・・数だけで「足りてる」はおかしかろう!
2023年2月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
8番目の孫はもうすぐ1歳になります。(写真は3か月)4月に保育園入所が決まりました。
愛育委員は赤ちゃん訪問をしています。
愛育委員会会長会では「訪問すると保育園に入れない…」という悩みを聞くことがるという話がある地域の会長から出されました。
岡山市は全体の数では、「足りている」といいます。だから待機児はなくなった・・・と。でも実情から言えば、自宅や職場から遠い保育園には通えません。
結局は入れないで職場復帰を伸ばしたり、退職を余儀なくされたりということがあります。
保育士さんの状況も大変です。自らも保育園に預けて仕事をしているのに、保育現場の実情は人員不足が続いています。
保育士配置基準は70年変わっていません。(山陽新聞が今朝の朝刊で報道)
保育士一人に対して、1~2歳児は6人(うそー!)、3歳児は20人(えー!?)4~5歳児は30人(信じられない!)です。
いろんな子どもがいる時代にこの基準は全く足りていません。現場では子どものことを考えて人を加配しているので、一人当たりの給料は低くなることにつながります。(多職種と比べると月5万円は安い)
異次元の子育て支援というのなら法改正でこの低い配置基準を改善して保育園への補助金を増やすことは政治の仕事です。
財源がないとは言わせません。軍事費は2倍にしているではありませんか!
未来の地球を担う子どもたちへの対応こそ2倍にしてほしいと・・・と切実に思います。(ミサイルより子どもが大事)
そうそう、トマホークの一括購入の予算が2023年度予算に計上されているけれど、アメリカでは通常2億円のトマホークが3~5万円の予算になっているとか。信じられない話が国会で問題になっています。軍事費を「闇のなかの予算」にしてはいけないと私は思います。