自宅療養者で死亡の現実・・・なんで自宅療養者にパルスメーターや薬の一つも渡さないのか
2021年2月1日 崎本 とし子 とし子からの手紙
コロナ感染者が増えている中で病床が足りず、入院できず自宅療養を余儀なくされる人も多いようです。自宅で療養中に急激に悪化しなくなる人も後を絶ちません。
日本は国民皆保険制度の国です。自宅療養は保健所などの支持によるものです。なのに、自宅に届くのは1週間分の食糧・・・?
「それが助かった‥」という人もいますが、ふと疑問がわきました。
なんで感染した時に解熱剤の処方や消炎剤の処方がなされないのか。いわゆる「治療薬」です。血中酸素濃度を測るパルスメーターの貸し出しもすればいいと思います。急変を数字で知ることができ安心です。
私は②年前と3年前に肺炎を起こし、治療しました。その際血中酸素濃度が指標になりました。SAO2が96で異変に気付き、受診をして軽度の肺炎。治療を始めても肺炎は薬が効かないとあれよあれよという間に悪化、右肺はほぼ白~くなりました。
2年前の肺炎は、1週間熱が下がらず、抗生剤がなかなか効かず、「これが効かなければ入院」といわれて処方された薬でやっと軽快し、事なきを得る経験をしたのです。
自宅療養者も治療薬を処方してもらっていい!!私は感染して自宅療養になれば、きちんと治療薬を求め、パルスメーターの貸し出しを求めていきたいと思います。自治体にそういう準備はあるのだろうか。
病気になることは決して自己責任ではないと思うのです。高~い保険料を支払っているのに、「治療薬(症状軽快のためのくすり)」さえ出さないのは問題ではないでしょうか。