はじめて県議会の委員会を傍聴・・・21分で終了!?
2011年5月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
現職市議では県議会の傍聴もままならぬ忙しさだった。これからは、県議会傍聴をして新人県議のがんばりをお伝えしたい・・・と思っている。
21日、決算委員会をはじめて傍聴。市議会は委員会室に入って傍聴できるが、県議会はモニター室で視聴する。その日開かれているすべての委員会をチャンネルを変えるだけで視聴できるのは、面白い・・・と思った。
決算委員長は横田悦子議員である。委員は10人。2分前に正副委員長が席に着いた。
10時には全員が席に着き、議事開始。県議会は決算委員会が年間を通して行われる仕組みだ。市議会は9月議会で3つの決算委員会を設置して10月~11月に集中審議をするが、県議会は一般、特別、企業のすべてを決算委員会で審議する。県政全般を審議することになるので、なかなか重要な委員会だ。
年間16回の審議予定が粛々ときまった。(市議会は決算委員会審議は全部あわせると20日はくだらない)やはり10月~11月が集中するようだ。
さて、出納局長から平成22年度の会計検査でわかったという「不適正な税務処理」について報告があった。例年80件がすべての県事務所を検査したので600件以上あった・・・という。交付金にかかわるもので、差し替えをはじめ、市議会では全会一致で不採択にしたまさに「不正経理」である。
詳しい内容を聴くことや交付金は返還が必要なのか、補正予算で適正な是正がされるのかなどの議論は「すぐ」にはなされず、21分で委員会が終了した。市議会との違いにびっくりした。
決算委員会はこれがはじまりだから、きっと議会の議論は今後なされるに違いない。市議会を知る横田委員長の采配にも期待したいと思う。県民としてしっかり関心を持っていこう!
次回は6月27日(月)午前10時から、あなたも傍聴いかがですか。