世界の裕福な1%の人の持つ富は、他の69億人の持つ富の2倍以上!?・・・経済格差の異常を告発
2020年1月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
21日から開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)を前に、注目すべき報告書が出されました。異常な経済格差を告発したのは国際援助団体オックスファムです。
2019年時点で世界の2153人の億万長者が持つ富は、世界人口の6割に当たる46億人が持つ富の合計よりも大きい!!
この経済格差に驚きますね。世界会の最も裕福な男性22人の富の合計はアフリカのすべての女性が持つ富よりも大きい・・・。
格差が広がる原因は何でしょうか。富裕層や大企業向けの優遇税制などとともに、ジェンダーの不平等があると指摘しています。
そういえばジェンダー指標で121位の日本は、賃金比較おいて男性100とした場合に70弱であるという賃金格差があることを思い出します。
同じように働いても、賃金格差のために女性の賃金は少ない・・・・・。
なぜ少ないのかといえば、結婚や出産でなぜか女性が仕事をやめて、再就職するt気は非正規になる・・・という現実があるから・・・。
能力の違いではなく、社会的に作られた役割分担意識などの社会環境や保育園が足りないなどの共働き社会の仕組みづくりの遅れが原因です。
のともかくも世界で経済格差が異常なほどある現実を知ってその是正のために努力すべきです。
報告書は「1%の人たちの富に今後10年間で0.5%の追加課税をするだけで、教育、医療、高齢者介護などの分野で1億「1700万人の雇用を創設するのに必要な投資額と同じになる」と指摘してります。
経済格差の是正に取り組む政治を作りたいですね。