民意を反映する選挙制度とは
2025年11月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今、国会議員(衆議院)の比例定数を減らすという動きがありますね。なんで比例定数を減らすのでしょうか。民意を切ることにならないでしょうか。
選挙制度の改正は「民意の反映」が正しくできる仕組みが一番大事です。
日本は小選挙区と比例並立制で、選挙区のほうが数が多いです。しかも選挙区は定数1が多く、民意は正しく反映されません。(半分以下の民意が切り捨てられる)
では一番民意が反映されるのはどういう仕組みでしょうか。
私は、北欧諸国がそうであるように、すべて比例制度にして全国の民意をすべて汲み取る仕組みがいいと思います。
そうすれば全国の投票をすべて議席に反映できます。(1票も無駄にならない)
今の議論は定数減ありきで、理念がありません。「民意の反映」を基本に議論するべきです。私は議員報酬を減らしてでも議席をキープするのがいいと思います。身を切る改革というならまずは政党助成金を廃止することです。
政治家が「今だけ、金だけ、自分だけ」になったのではだめですよね。
「弱きを助け、強きをくじく」政治にするためには、民意を切り捨ててはいけないのです。比例定数削減という言葉を聞くと自分の声が切り捨てられるような「痛み」を感じています。


