三寒四温
数日暖かい日が続きましたが、週末はまた冷え込むようです。
ふるさと愛媛は菜の花が咲き、水仙が咲き、梅の花が咲くという春の様相でしたが、また冬の空気になる・・・。まさに三寒四温のころです。雨が降るたび、春が近づいてくるのです。岡山はやはり会陽までは寒い日が続くのでしょうかねえ・・・。
さて、明日の始発で愛媛へ出かけます。私がそばに行くまで無事でいてほしい・・・と祈っています。
携帯電話を夜もそばに置くという暮らしを長く続けてきました。今、携帯電話が鳴るとドキッとします。母の様態が急変したのではないかと・・・。4時間の距離が恨めしく思えます。明日はそばに行ける・・・と思うと嬉しいです。
岡山でするべきことをして、いろんな準備を済ませました。母より優先することはありません。あとは任せて、母のもとへ行きたいと思います。
今年の節分は・・・
4日に愛媛から岡山へ帰ってきました。
母の病状は悪化しているものの(尿素窒素が190)意識があり、話もできるし、一口二口の経口摂取ができる状況です。交代で付き添っているので「のどが渇いた。水が欲しい」といえばすぐに水を飲ませてあげられます。
兄弟で時間を共有し、いろんな話が久しぶりにできるのも貴重です。小さいときの話には古い記憶がよみがえり、なつかしさがいっぱいになります。
私は「順番を守ろうね」と妹や弟に言います。私は一番上の長女ですから次は私の番だよ、私より先に逝ってはダメだよ・・・と。
それぞれに大病をしてきましたが、生きてみんな60歳を超えました。それぞれに家族があり、それぞれに役割を果たしてこれたことに感謝です。
母や兄弟、病院のスタッフに感謝を伝える日々です。
母は、これから意識がなくなり、経口摂取ができなくなると最期の時が近づくと思います。安らかに、苦しむことなくその時を迎えられますように。
感謝の言葉を伝えながら、大切な時間を過ごしたいと思います。後ろ髪を引かれる思いを断ち切って私は岡山に帰ってきました。私は毎日状態を聞きながら、岡山でするべきことをして、また遅くとも8日の金曜日には始発列車で愛媛に向かいます。
4時間かかるのはやはり遠いです。近くにいたいなあ・・・と思う今年の節分です。