介護給付費約9,2兆円(うち国負担2,5兆円)なのに軍事費は5,3兆円(丸ごと国負担)はおかしくない?
2018年8月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙
先日軍事費が史上最高の5,3兆円とお知らせしました。今朝(8・25)の山陽新聞に2016年の介護給付費が9,2兆円(国民負担のい~2割負担分は除く)と国が発表した…という記事がありました。
私はおおよそ10兆円の介護総事業費だなと考えました。その財源内訳は国25%、自治体25%、あとは国民の保険料と負担で賄っていることを思い起こしました。
つまり、国の税金負担は2,5兆円。軍事費は5,3兆円なのになんでその半分しか介護に使わないのか・・・という疑問です。軍事費の半分しか介護に使わない国が日本だということです。
介護の問題は家族負担が深刻です。身体的にも経済的にも・・・・。また介護労働者の不足は深刻で、介護問題の解決は労働条件を改善することが急務です。なのに軍事費の半分しか税金を使わない状況なのです。おかしい!!!と私は思います。
岡山の認定者は65歳以上のうち20,3%。認定者は増えていますが、給付の平均額は年268000円で、2年連続減。
元気で長生きの人が増えているのならいいのですが、必要なのに負担が払えなくて必要なのに負担ができなくて減っているとすればそれは大問題。保険料負担をしているのに介護が受けられないということですから。
自衛隊は災害救助隊にして、軍隊は持たない。武器のために税金を使わず、平和的外交力で国を守る力がある・・・そんな政府ができたらいいなあと私は思います。
国民が過労死して企業だけは繁栄するのもおかしいし、資本主義でも働くルールはきちんとないとダメ!
「軍事よりいのち・暮らし」という当たり前の政治が欲しい。