オリンピックを見て、「自分が自分になること」を思う
今回はじめて、参加国のすべてから、女性選手が参加しています。これを聞いたとき、男女平等を推進するためにがんばってきた多くの人たちは、拍手を贈ったと思います。私もその一人でした。日本の女性選手たちも大活躍です。
結婚し、出産しても競技人生を続けている女性選手の努力を思い、スポーツ界でも男女平等の環境が進むといいなあ・・と思っています。
メダリストのドラマに感動しますが、メダルに届かなくとも自己ベストを出して、活躍する選手の姿には感動します。
4年に一度のその瞬間に、「ベスト」をあわせる集中力・・・はすごいですね。
相田みつおさんの言葉を思い出します。「自分が自分にならなくて、だれが自分になる」
4年間毎日積み重ねた鍛錬と努力に確信を持ち、自分を信じて、その場に臨む選手たち・・・・。自分を出し切れない悔しさは、本当に無念だろうと思います。でも、その悔しさが、次のエネルギーとなるのでしょう。そして、「自分への挑戦」がまたはじまるのです。
努力は必ず報われる・・・ことを信じたいものです。
2大政党制は完全に破綻!自民と民主と公明は経済界の枠の中・・・!
7野党が衆議院に提出した内閣不信任決議案に、自民党と公明党は賛成しないことを決めたようです。(本会議では欠席だそうです)信じられませんね。
もはや自民と公明は「野党」ではありません。
国民の過半数が反対する庶民増税が、政党としての「あるべき姿」のスジを通すより優先だ・・・というのです。被災者に寄り添い、自分の暮らしを守るためには、この3党は支持できないですね。どんな弁解も国民にはわかりにくいです。
なぜ、自民党や公明党はこれほど腰砕けになるのか・・・。
党首会談の前の8日午前に、経団連の米倉会長は記者会見を開きました。「党利党略ではなく、消費税増税を断行せよ!」と・・・・。8日のマスコミは、危機感をもって、同じように社説で自民批判を書きました。国民世論にそむく、キャンペーンです。ひどいもんですね。経済同友会も同じく、圧力をかけました。
そして・・・・、自民党は「近いうちに国民の信を問う・・・」という「国民にはわけの解からない合意」で、決着です・・・。茶番ですね。公明党は、財界の意向を先取りしていましたが・・・・。
7野党の不信任決議案提出には、きっと多くの議論と努力があったに違いありません。よくぞ持ち込めたなあ・・・と私は思います。国民の声を背景にして、「大同団結する」姿が見えました。きっと共産党ががんばってくれたのだと思います。
今、国民の側の団結と経済界側の「妥協の団結」の綱引きです。この構図をしっかり見定めておきたいものです。
主権者は国民です。
国民の声のそむき、政党としての信念を捨てた政党に未来があるでしょうか・・・。それぞれの選挙区で、有権者の声を聴くべきだし、有権者ははっきりと政治家に声を伝えるべきですね。