震災関連死のこと
12日付けの山陽新聞が、震災関連死の報道をしていました。東日本大震災の関連死は、1632人(3月31日現在)だというのです。66歳以上が89%とのことです。
私は、この報道を読んで、胸が締め付けられるようでした。阪神大震災のときはじめて「関連死」のことを知りました。その数は、921人。私は、災害で生き残った人の命は守らなくてはならない・・!と胸に刻みました。今回、看護師支援に入ったのも、「関連死」を一人でも減らしたい・・・との強い思いがありました。
今回の報道を読んで、まだ収束していない原発事故による長期避難の深刻さを感じます。1年2ヶ月が過ぎましたが、被災地の現実は厳しく先が見えません。生活再建のためには、経済的支援や心のケアが必要です。政冶は、対応の遅れをまだ取り返そうともしていないように見えます。
人は希望がなくては生きていけません。希望を示すのは、政冶の役割です。
私は、5月25日から28日まで、塩釜市・石巻市へ行きますが、できることを続けています。東北を忘れない・・・!
放射能は目には見えませんが、事故の現実から目を背けるわけにはいきません。関連死のことを含め、この現実と向き合い、決して忘れず、できることを続けなくてはいけないのです。
星島会の邦楽舞踊発表会・・・久しぶりに後楽園へ
5月に恒例となっている星島会の発表会。今年は13日でした。いつも後楽園の能舞台で行われます。お琴や三味線、日本舞踊もプログラムに入れて開催されます。緑の後楽園のいい環境で、ゆったりとした時間をすごすことができます。ご案内をいただくので、今年も楽しみに参加しました。とてもすばらしい舞台でした。ピタリと息の合った演奏に感動しました。
私は民謡をしていて、三味線も身近な楽器です。しかし、太竿三味線は細竿三味線のはんなりとした音や歌とはずいぶん違います。民謡は多くが仕事歌ですから・・・・。文化には、重ねられた時々の背景があります。いわゆる味わいがあります。
私の民謡は、細く長く・・がもっとうです。練習に身が入らず、いつも年に一度のおさらい会には四苦八苦の私です。
さて、久しぶりの後楽園。緑いっぱいで深呼吸して、酸素を取り込みました。町の真ん中にこの空間はやはり岡山の宝物です。あなたもぜひお出かけください。
コミュニティーまつり
13日は、学区のコミュニティーまつりでした。各種団体が力を合わせて取り組むまつりです。中学生のボランティアも大活躍。年に一度ですので、あちこちで「元気じゃったん?」と握手をしたり、談笑したり・・という姿が見られました。林潤市議ももちつきで大奮闘でした。
今年は愛育委員会として参加しましたので、スタッフです。担当はきなこもちとからみもち・・・。つきたてのお餅を振舞うのです。行列ができました。でも団結力の強い会員さんと共に、役割をちゃんとやり遂げました。
いいお天気に恵まれ、忙しくとも楽しい一日でした。準備で活躍された皆様・・・、お疲れが出ていないことを願っています。