こどもの日・・42年ぶりに原発稼動ゼロ
2012年5月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
こどもの日。今年も恒例の「手作り柏餅」を孫たちと共に作りました。蓬を摘み、葉っぱを取り、「今年は小さいね」とか「大きいのを見つけたよ!」とか大騒ぎしながら、準備しました。はじめてだ・・・という息子のパートナーも一緒に作り、「おいしい!」といって、みんなで食べました。近所の子どもたちにもおすそ分けしました。
さて、今日の深夜に、42年ぶりに原発稼動ゼロの日となります。
笠木透さんの曲で、「私のこどもたちへ」という曲をご存知でしょうか。わが子の卒園式に歌い続けた曲です。その歌詞は・・・・・
生きている鳥たちが、生きて飛び回る空を
おまえに残しておいてやれるだろうか、父さんは・・・・
生きている魚たちが、生きて泳ぎ回る海を
お前に残しておいてやれるだろうか母さんは・・・(以下略)
原発事故は、空も海も川もそして土も汚し続けています。福島のこどもたちは、放射線量を絶えず気にして暮らさなければならない状況です。私たち大人は、思い切り走り回る土を残せるのでしょうか・・・・。
私は、今日からの原発稼動ゼロから原発ゼロへ!・・・と切実に思います。
わが故郷の伊方原発は、活断層の上にあり、再検証を求められた11箇所の原発のひとつです。故郷の海、空、川、土・・・・を死なせたくありません。母のいる故郷のことが気がかりです。
大人は、こどもたちに闘う姿を見せなくてはなりません。人間の勝手をやめなければ、地球に住み続けられないのだ・・・ということを伝えなければなりません。
口で語り、行動して、走ることが大好きな孫たちに、走り回れる土を残してやりたい・・・と思うこどもの日です。