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「チェルノブイリハート」と「ヒバクシャ~世界の終わりに」を観て

2011年10月9日 崎本 とし子 とし子からの手紙

この間、映画を2本観ました。

シネマクレールで「チェルノブイリハート」を、三丁目劇場で「ヒバクシャ~世界の終わりに」を観ました。

チェルノブイリ原発事故から25年経ちました。広島型原発の90倍の放射能が出たという最悪の事故から20年目に原発事故後はじめて故郷に戻った青年は、廃墟となったアパートへ向かいます。爆心から3キロの強制退去地域は、時間が止まったままです。「近親者の10人ががんで死んだ。放射能と無関係といわれることを俺が信じると思う?俺もそうやって死ぬんだ。とんだ犬死だろ」とつぶやいた彼もその一年後に27歳の若さでなくなるのです。

原発の被害の深刻さから目をそらすわけにはいきません。今も「原発は安全」だという推進をしようとする人々は、この現実をどう説明するのでしょうか。

「ヒバクシャ~世界の終わりに」は、日本のヒバクシャとイラクの劣化ウラン弾のヒバクシャ、そして、アメリカの原発近くの人々の被爆被害者の闘いを描いています。いずれも低線量被爆の被害の深刻さです。とりわけこどもたちが大きな影響を受けています。

イラクでは、2000トンの劣化ウラン弾が落とされ、内部被爆の影響と思われる甲状腺がん、奇形、白血病などで多くのこどもたちが今も苦しんでいます。治療もまともに受けられません。

低線量被爆は、その症状が10年から15年も経過して出るので、因果関係が証明しにくいのです。原爆のヒバクシャが66年経った今なお「認定訴訟」を戦っているのも同じ理由です。

今、福島原発事故を経験している私たちは、世界のヒバクシャの苦しみを知り、連帯していきたいと思いました。とりわけ日本の政府の姿勢は重要です。

「原発は済世エネルギーに転換します」と表明する政府をつくりたい。人の命と共存できない原発は、地球上にあってはならないものなのだ・・・とあらためて強く感じる2作品でした。

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