メッセンジャーナース総会IN大阪
28日、第6回目のメッセンジャーナース総会が大阪で開催されました。
現在、32都道府県に108人のメッセンジャーナースがいます。関東に約4割がいますが、岡山で研鑽セミナーを開催していることもあり、関西でも少しづつ増えています。
昨年度は「メッセンジャーナース」のことを知ってもらおうとDVDの作成がされました。
「メッセンジャーナースの会」会則の目的の章に次のように書いてあります。
「本会は、各地域で活動するメッセンジャーナースの発展と継続研鑽をめざし、もって医療の受け手が自分らしい生を全うし心身の安寧に寄与することを目的とする」
私はがん患者会の活動を通して、メッセンジャーナースの赤瀬佳代さん(訪問看護ステーション晴の管理者)と出会いました。「寄り添うこと」にこんなにトレーニングを積んでいる看護師がいるのだ・・・とすごくうれしく、安心したことを覚えています。
がん患者として「自分らしく生きる」ことを考えていた私にとって、寄り添ってくれる専門家がいることの安心感は、私のやりたいことに足を踏み出すための背中を押してくれたと思います。
私は、がんサロンで「崎本さんも看護師なのだからメッセンジャーナースになってほしい!」と仲間から背中を押されて、東京に足を運び、S認定メッセンジャーナースになりました。
がん患者会で「自分らしく生きる」ために自分で自分の生き方を決めるためのサポートをし、それを実現するためのサポートをする看護師でありたい・・・。自分の生き方は「最期まで人の役に立つ命であること」と自覚してから、楽しい日々を「がんと共に生きている」私です。
全国に現存する105人(3人は名誉会員)の仲間たちと、この国で「自分らしく生きる人」を一人でも増やしていきたいものです。久しぶりの皆さんとの再会が私を元気にしてくれて、自分のこの世での「立ち位置」を確認させてくれました。
これからも自由に、楽しく、しなやかに活動していきたいと思います。メッセンジャーナースが町にいることが、「安心」につながると認識していただき、評価されることを願っています。
来年の総会は姫路です。私も準備にかかわりたいと思います。