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岡山の震災を考える・・・西村教授(理大)の話

2011年5月17日 崎本 とし子 とし子からの手紙

理大の西村教授の話を聞いた。

山陽新聞でも報道されたので、一度話が聞きたいと思っていた。

「見える」地形だけでなく岩盤の地形をふまえて、地震波の集中する場所があること、そこに被害が集中する危険があることは阪神大震災の教訓だという。

阪神淡路大震災の被害の分析から、活断層と被害の強かった地域がずれているという。それがなぜかの分析の結果が、岩盤の地形だ・・・というわけだ。

岡山市ではM8,6の地震が起こったとき、地震波が集中するところでは液状化被害が重大な被害となる可能性が高い。津波は淡路島などの自然の要塞により力を弱めることができる(2時間後に2,8メートルの津波が予想されている)が、液状化で堤防が破壊されれば、被害をつながるだろう。

岡山市では沖新田、藤田、興除地区などがその集中地区との指摘だった。液状化被害について、行政がこの指摘を踏まえた対策を取る必要がある。

知りえた知識を広く知らせ、防災計画に反映したい・・・と強く思った。防災問題は命の問題である。

コメント1通 “岡山の震災を考える・・・西村教授(理大)の話”

  1. 白井浩子 さん:

    再開ブログ、拝見しました。
    おめでとうございます。
    <知りえた知識を広く知らせ…>というのは、まさに同感です。
    日本科学者会議に参集する会員は、何らかの分野の専門家が多いですが、みな、その思いです。一緒に、元気に誠実に活動していくの、嬉しいですね。
    楽しみに、時々覗きます。
    疲れは、くれぐれも避けて。

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