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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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「がんを正しく知って命を守る」講座に取り組む

2014年6月24日 崎本 とし子 とし子からの手紙

私ががん治療をしてから早くも4年半。この間、自分のがんと向き合い、多くの仲間たちと出会い、別れ、語り合ってきました。その機会ががんサロン・たんぽぽカフェです。がん体験がエネルギーとなり、がん対策条例を3つ(岡山市、瀬戸内市、岡山県)産みだすことができました。仕組みは私の命が亡くなっても残ります。がん患者や家族の支えになることを願っています。

私が看護師であることから、いろんな医療にかかわる悩みごとにもかかわってきました。そんな中で見えてきたのは、がん情報の量が医療側と患者側で違いすぎていたり、情報が間違って伝わっていたりして、医療者の話を受け止めることができない人が多いということです。

人は、正しい情報がきちんと伝われば、受け止め、考え、判断することができると思います。そのために日頃から正しい「がん教育」が必要だ・・・と思います。もちろん人間ですから、心の準備や様々な環境が整わなくて受け止めることができないこともありますけれど・・・。(それも緩和ケアが広がれば希望が出てくる・・)

私は、「がんを正しく知って、自分の命のことを考える」機会を作る必要がある・・・と思い、講座に取り組んでいます。今年は岡山市が作ってくださったパンフを使い、話をしています。

がんは2人に1人がなる病気です。健診で早期発見ができれば、生存率は90%といわれる病気です。残念ながら原因はすべてわかっているわけではありません。生活習慣病…だけとも言えません(30%は生活習慣では防げない)。でもタバコはがんを増やす原因だとわかっています。タバコがなくなれば、がんの30%は無くなる・・・といわれるほど悪影響がわかっています。主流煙はもちろんですが、受動喫煙の副流煙の害も明らかです。

今日は富山学区の愛育委員会に行きます。ほかにも2か所の予定があります。私の経験を踏まえた話で、少しでもがんで不本意に亡くなる人をなくしたい・・・と思っています。そして、がんになっても「一粒でも流す涙を減らせたら・・・」と思いながら、患者会活動をしています。看護師さんからもらった「崎本さん、元気でいてくださいね。崎本さんが元気でいることがみんなの希望になるから…」という言葉を大事にして生きています。

みなさん、健診が始まりました。どうぞ自分の体に関心をもって、健診を受け、無事にお過ごしくださませ。話が聞きたい・・・と声をかけていただければ可能な限り伺います。

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