台風一過のセミの声
2011年7月20日 崎本 とし子 とし子からの手紙
台風6号が猛威を振るっています。被害にあわれた皆さんにお見舞い申し上げます。
岡山県内でも重症の方が出ています。気がかりです。
岡山市内の被害はどうなのでしょう・・・。我が家は雨戸を閉め、台風に備えました。幸い被害はありませんでした。皆さんのお宅は大丈夫でしたか?
岡山にきて驚いたことは、台風のときにもあまり準備をする家が少ないことです。雨戸のない家もたくさんあります。・・・そして、確かに岡山は四国山脈と中国山脈に囲まれていて、台風の直撃を受けにくいようです。ありがたいことです。
その恩恵になれていて、地震対策ですら十分でないのには、危機感を感じます。
私は、愛媛のみかん農家に育ち、秋には台風被害を経験しながら育ちました。収穫寸前のみかんが傷つき、肩を落とす農家の姿を見て育ったのです。豊後水道を通ってくる台風の風は猛烈でした。「自然の力には、すごい・・・」という思いは私の中にいつもあります。だから、自分の身を守る術だけは、知っておきたい・・と思うのです。「防災にこだわる議員」だった理由の一つです。
さて、今朝はじめてセミの声を聞きました。今年は本当にセミの声がしません。でも、これからはうるさいほど泣くのでしょう・・・ね。
早く来た大型台風のせいで、まるで秋と勘違いしそうですが、夏はこれからが本番です。