文化の日65年、そして憲法公布67年の日
10月7日に衆議院で修正可決され日本国憲法は成立、11月3日に公布されました。
憲法は、全文と103条で出来ています。
私は若い人たちと憲法を学びなおす機会を持っていますが、その際にいつも当時の文部省が憲法の開設のために作った「あたらしい憲法の話」という副読本を読み合わせするのです。この文章は、拡張高く、確信に満ちており、「日本の生きる道はこれ以外にない・・」という決意が感じられるものです。
当時国民学校の生徒だった井上ひさしさんは、絵本でその授業の様子や子どもだった自分の感じたことを記しています。「子どもにつたえる日本国憲法」(講談社)です。その一部を紹介すると・・・・。
「君たちは長くは生きられまい・・・と悲しそうに話していた先生が、今度はとても朗らかな口調で、これから先の生きていく目安が、すべてこの百と三つの条文に書いてあります・・・とおっしゃった。とりわけ、日本はもう二度と戦争で自分の言い分を通すことはしないという覚悟に、体が震えてきました。・・・・・・なんて誇らしく手、いい気分だろう。この子どものときの誇らしくていい気分を、何とかして今の子どもたちにも分けてあげたいと思って、私はこの本を書きました。」
憲法公布の日が文化の日となっていることの意味を、井上ひさしさんの本が教えてくれているようですね。
憲法は日本の最高法規です。戦争しないと決めた国は「集団的自衛権」などといって、武器をもって海外へ出て行ってはなりません。秘密保護法だとか行って、国民に大切なことを隠してはなりません。行っていることとしていることが違う国を世界の国々は信用などしないでしょう。
今必要なことは、憲法を活かす外交や国づくりではないでしょうか。「67歳になる憲法を活かす」ことを世界の状況が必要としている・・・と私には思えます。
私は「止めよう!原発再稼動11・3の集い」を成功させるためにがんばります!!先ほど、ゲストの「伊方原発とめまっしょい若者連合」のアユム産から電話がありました。「しおかぜに乗りました。12時11分に岡山に到着します!!」と。
岡山のほうの準備も万全です!