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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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絆創りの東北の旅・・・その(2)

2011年6月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙

仙台市の宮城野区にある岡田小学校の避難所は4月に私が常駐支援に入ったところだ。被災から3ヶ月・・・。過酷な環境がとても気になっていた。対策本部に訪問して様子を知ることが、今回の一つの目的だった。

被災地ははじめての夫とともに、訪問した。宮城野区の被災の状況をはじめてみた夫は、「これは・・・」と絶句していた。まだ海岸に近いところはガレキのかたずけができておらず、浄化施設の破損などで、夏場の悪臭などの問題も出てきそうだ。行政の対応の遅さが明らかだった・・・。

さて、岡田小学校避難所はどうなったか・・・。

22歳の対策本部のボランティアをしていたKさんと再会。元気そうな笑顔だった。私を覚えていてくれた。

対策本部へ行くと、本部長と毎日廊下やトイレの掃除をしてくれたSさんもおられて、再会・・。ご挨拶して、お土産にと持っていった「きびだんご」を手渡した。

「今日、最後の人が仮設住宅に移った。これで全員無事に移れたんだ。感染も出さずに済んだ・・・」と話してくださった。

私は「それは良かった。それを聞いて安心しました。本当にお疲れ様でした。Sさん、毎日がんばったもんね・・・!」と労をねぎらった。

救護室だった部屋もきれいに掃除され、体育館は・・・体育館にもどっていた。150人もの人がおられた光景が思い出され、涙がこみ上げた。

地域の人たちはコミュニティーを壊さないようにと同じ仮設に移れた・・・とも聞いてちょっとほっとした。

しかし、仮設暮らしは決して安心どころか、生活費や食費は自己責任になるなど不安もストレスも多い。これからもしっかりとしたサポートが必要だ。

タクシーの運転手は「2年なんかで片つきませんよ・・・」と、仮設住宅の入居期限のことを問題視していた。私も生活再建ができるまで期限を切ることはできない・・と思う。

ましてや、復興の名で、消費税を引き上げて10%にするなどということは、被災者の実状をしる者には理解できない。法人税の引き下げをしたままの被災者増税など認めることはできない。

大災害の復興にあたってでさえ、大企業優遇政冶はなにもかわらないのだ・・・!政冶が狂っている。

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