看護学校で講義
2012年9月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
ソワニエ看護学校で、関係法規を教えています。24年間行政に関わり、政策や仕組みづくりにかかわってきたことが役立ちます。
生徒たちは、憲法、法律、条例の話というと難しい・・・と感じるようです。「看護師(職)」を目指すものがなぜ法律を学ぶのか・・・を問いかけながら、講義しています。法律ができるときには、必ず背景があります。当事者発信で創られた法律は多くあります。背景についても知らせて、法律は「人」が作るものなのだ・・・と身近に感じて欲しい。
社会人入学の人も多いので、「考える」ことを大事にしています。
薬害や公害を考える2回のレポート、3回の特別講義(がん体験者の話、DV被害者支援をしている人の話、福島原発事故を考えるための被災者の話)を盛り込んでいます。
命の寄り添う看護職を目指す人は、命にかかわる事象に関心を持ち、真実を知る努力をし、考え判断できる人になって欲しい・・・!と願っています。そして、学生との出会いを喜び楽しんでいる私です。